もりちゃむのブログ

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【雑記】 雲仙メロンにお礼が言いたくて。

毎年、梅雨の頃になると叔母夫婦から立派なメロンが届く。

「雲仙メロン」。

叔父のお兄さんが農家をされていて、叔父がその手伝いに行くとお給料がわりに好きな

メロンを採っていいよと言うので持って帰るのだそう。

とにかく、特大の「特級品」を2玉、超メロン好きのわたしに送ってくれる。

毎年毎年、本当に間違いなく美味しい。

大きさはバレーボールくらいはあるし、料理用のスケールでは計れないほど重い!

本当に毎年、楽しみにしている。

今年もご多分に漏れず美味しかった。

あんなにジューシーで、果肉が柔らかくて、甘み十分、これほど大きなメロンは百貨店

でも見たことがない。

メロン好きのわたしが断言できる。

これは間違いなく、世界一のメロンです。

 

ただ、ひとつ悲しいことがある。

それは高齢化のため、あと数年でメロンが作れなくなってしまうということ。

作るのは大変な仕事だから、あえて子供に継がせようという気持ちはなかったらしい。

こんなに素晴らしいメロンが数年で食べれなくなってしまうのは非常に悲しいけれど、

外野が言っても仕方ない。

しかし、しつこいほど後ろ髪を引かれる。

 

誰か、このメロンのプロデューサーになってほしい。

日本だけではなく、世界で売れると思う。

日本酒が「SAKE」と認識されているように、雲仙メロンも「UNZEN」というブランド

を確立できるはず。

 

そうだ、海外の人たちに募集をかけてみてはどうか。

日本茶に惚れて日本に移住した人もいるくらいだから、雲仙メロンに惚れこむ人だって

絶対にいる。

日本に来たらメロン栽培という就職先もあるわけだから、日本の人口減少問題にだって

貢献できるかもしれない。

 

メロンだけではなくてほかの作物にも広がれば、長ーい目で見ると世界的な食糧不足か

らも解放されるかもしれない。

 

数年前、シンガポールを旅行した際、地元のスーパーに「日本の白菜」が2,000円

ほどで売られていてびっくりしたことがある。

日本の作物はまだまだニーズがあると思う。

だから、、誰か、、誰か、、、

雲仙メロンの救世主になってほしい、、、!!

 

あと数年で口にすることが出来なくなるであろう、絶品の雲仙メロンを頬張りながら

そんなことを考えていたら、

「妙な顔して食べてるよ」とご指摘が、、、。

「あ、いやいやごめん」

「美味しくないの?」

「いやいやいや!!美味しいに決まってる!」

 

そう、その圧倒的なおいしさに思いきりにんまりしつつ、間違いなくやってくるであろ

う雲仙メロンとの今生の別れに思いをやるとなんともいえない悲しい顔になり、結果妙

な顔をして食べていたのだろう。

無邪気にメロンを食べていた幼少期とは違った味わいになった。

 

このブログを見ることはないだろうけれど、この場を借りてお礼を言いたい。

おじちゃん、おじちゃんのお兄さん、毎年毎年極上のメロンをありがとう!

こんなに大きくて、こんなにみずみずしくて、こんなに甘いメロンを作るのは並大抵の

ことではないと思う。

おかげで、「好きなフルーツ」は生まれてこのかた一度もぶれずに「雲仙メロン」で

す。

これからも体を大切にして、「至極の雲仙メロン」を育てて下さい。

完全に外野のわたしではありますが、世界一のファンとしてブログにつぶやいておきま

す。

 

どうかどうか、「雲仙メロン」に未来がありますように!